男性不妊とは?実は不妊治療の原因は男性にもあった!

男性不妊症とも言われ、男性側に原因があり妊娠に至らない事をさします。女性側の原因が言われてきましたが、最近では約50パーセントは男性側にも原因がある事が分かりました。精巣で精子が正常に作られない事が原因である事が多いですが、半数以上は原因不明とも言われています。

男性不妊とは?

男性側になんらかの原因があり妊娠しにくい理由ですが、半数以上は原因不明と言われています。遺伝の他に、食事内容・喫煙・飲酒・ストレスなどが関わっている研究結果もあるので、なるべく若い頃からインスタントやファストフードばかり食べない、過度の喫煙・飲酒は避けた方が良いでしょう。

食生活や、運動といった生活習慣については、もちろん、気になった今から気をつけましょう。

男性不妊の期間と症状とは?

不妊の定義は健康な男女が避妊をせずに性交していても妊娠に至らない期間が2年以上なら不妊と言われてきました。しかし、日本産婦人科学会は期間をWHOと同様の1年と修正しました。

その中で男性側と思われる原因は半分ほどです、具体的な症例をあげれば勃起不全などがありますが、自覚症状が無いものが多いので検査をしないとほぼ分かりません。

男性不妊の検査方法は?

test

検査方法はふた通りあります。

①自宅で検査

一つ目は家で専用容器に採取して持っていく方法。このケースでは、2時間以内に25℃前後程度を保ちながら持っていく必要があるので難しい場合もあります。肌着の中に入れて持っていく方が多いようです。

②病院で検査

二つ目は病院に行き専用ルームで採取する方法です。病院が遠い場合や冬場は旦那さんに病院に出向いてもらう事をお勧めします。ホルモン検査や精巣の大きさを調べる検査も同時にできます。産婦人科でも出来ますし、泌尿器科でも検査可能です。

男性不妊の治療方法は?

男性不妊の原因と治療方法は以下の通りです

造精機能障害

量、濃度、運動率の低下。精子の通り道が詰まっている場合は開通手術。

精策静脈留

睾丸につながる静脈が逆流して膨張している事。温めてしまう事も原因。静脈の切断手術。

射精障害、勃起不全(ED)

年齢と共に現れたり、行為の責任感から心にストレスを感じなる事もある。ED治療薬の服用、カウンセリング。

男性不妊の治療費用は?

内容 費用
精液検査 0.5万-1.0万
手術 6.0万円
TESE 20-50万

精液検査は5千円から1万円です。手術は6万円〜、人工受精・体外受精のために精巣から精子を採取(TESE)するのは20万〜50万円となっています。

無精子症でも妊娠した?

100人に1人が無精子症といわれています。しかし、無精子症と診断された方でもTESEにより30パーセント程の方が精子が見つかっています。そこから顕微授精をして妊娠できた方もいらっしゃいます。

精子が作られる過程

精子は思春期から作られ始めます。作られる場所は陰嚢の中にある精巣。産まれた頃から卵巣にある卵子と違い、3ヶ月かけて作られます。精子は日々作られるので、射精が多いから精子が減るということはありません。

ただ精子は放出しないと古い精子は体内に吸収されてしまうので、定期的に放出することが必要です。

まとめ

精子は量、運動率、奇形など様々な基準値があります。手術をしないと採取出来ない場合もあります。まずは検査をする事が大事です。検査に早いという事はありません。直接的に関わるかははっきりしていませんが、予防もしておくと安心だと思います。

・適度な運動
・睾丸を温め過ぎない(長風呂、サウナ)
・インスタント食品の食べ過ぎ、肥満
・十分な睡眠(7時間〜)
自分の体に目を向け、妊娠に向けて一歩進んで行きしよう。

東京大学教育学部卒業後、国立医学部に再入学。都内クリニックにて産婦人科医として勤務。年間 200 名以上の不妊治療の相談にのっています。趣味はホットヨガと、トレイルランです。基礎体力をつけるために日々健康的な暮らしを心がけています。気軽にご質問ください。