40歳の高齢出産における妊活や不妊治療の妊娠成功確率は、20~30%です。40歳の出産もまだ間に合います。
今回は、40歳の妊娠確率や、実際に不妊治療の末に赤ちゃんを授かった先輩ママの高齢出産の経験談をご紹介させていただきます。
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40歳の妊活と不妊治療の成功確率は?
40歳での妊娠率は25%です。出産率は8%程度です。要するに100人の不妊治療経験者農地25人は出産し、無事に妊娠できたのは25人のうち8人が妊娠に成功したことがわかります。
40歳でもまだまだ出産まで無事にいくことができますが、42歳あたりか劇的に出産率が落ちるので注意が必要ですね。
40歳の妊活と不妊治療の体験談

現在40歳の一児の男の子母です。一人目は8ヶ月の妊活の上妊娠しました。高齢ですが二人目の子供が欲しくて、2回目の妊活を始めて2年半程経つ頃合いです。現在進行系で不妊治療を行なっています。。
一人目の時も仕事をバリバリしてまして、出会いもありませんでしたが、HUBで飲んでいる時にナンパされたのがきっかけで、今の主人と結婚しました。人生わからないものですね。笑
正直なところ結婚が、ここまで遅くなる予定ではなかったですが35歳で結婚したので、一人目の時もすぐに妊娠すると思っていたものの、”子供ってなかなかできないなぁー。”と実感しました。
妊活8ヶ月
妊活8ヶ月目頃。お腹に激痛が走り冷や汗がいっぱい出てきました。トイレで泣きながら 「なんかお腹痛い。。子宮らへんかな、大丈夫かなと不安になったのを覚えています。
私もしかして子宮内膜症とかいうやつなんじゃないのかな?だから子供できないのかも
?と思い、すぐさま病院に行きました。
医者から妊娠の宣告
するとお医者さんから、「妊娠してると思います。初期すぎてわからないのでまた数日後に来てください。」とのことでした。
あまりの驚きと嬉しさと本当に???という気持ちになりました。帰って主人と一緒に喜んだのも昨日のことであるかのように鮮明に覚えています。
40歳の妊活と不妊治療:二人目は、不妊治療

妊娠後、何事もないまま流産することもなく、一人目を出産できたので、二人目も頑張ればそのうちできるかな。くらいの考えでした。
ところが年齢の影響もあるのか、何回も生理がやってくる生活が一年以上続きました。私も、念のために検査を受けに病院に行ってみようかなと思うようになりました。
産婦人科クリニックを探してみた
どこが良いのかといろいろな知り合いに聞いてみたりすると、同年齢の友人はすごく妊活してる人が多いことに気づきました。想像以上に不妊治療をしている人は多くてびっくりしました。
旦那さんの会社の人や自分の友達も意外とタイミング法ではなく人工授精らへんまでがんばっていて、みんな頑張ってるんだ。そんな軽い気持ちじゃできないか。。と年齢のことを思い知らされました。
体外受精をしている友達の話を聞いて・・・
友人は卵子を取り出せるだけ取り出し母体のタイミングに合わせて戻すという作業をずっとやっており5年できず。。。体外受精でも厳しいのか。と思いました。
しかし、諦めて働く!と決めて新築一軒家を購入した途端にできたそうです。現在2人目も無事人工授精で妊娠し、つい先日出産しました。
友達の妊娠の話を聞いて嫉妬
うらやましい!ただ体外受精にかかった費用を聞いたらちょっと大変すぎる。。という気持ちの方が大きかったです。
体外受精は500万くらい費用をつかったそうです。それだけお金を使ってしまってるから、やめたくてもできるまでやめられない!という感じまでなっていたようです。本当に妊活はお金と気力と時間がかかります。
40を超えると体外受精しないとなかなか妊娠できないみたいですから、仕方のないことかもしません。
気になって、他の不妊治療している友達にも聞いてました
また他の友人も2年頑張ったけど子宮筋腫があったようでなかなかできないとのことで病院に何度も通っては検査をしていまそた。諦めてお店をやる!と決めたら自然と妊娠できたようです。
40歳の妊活と不妊治療:二人目の妊娠を諦めてみた

赤ちゃんには何か見えているのか。諦めるとできるのかしら。と思い、一人目の子の時の洋服を二人目ができたときに着せるかも思い、取って置いた洋服も諦めて捨ててみました。
が、しかし。”心の中に捨てたら来てくれるかも。”という期待があるのが赤ちゃんには見えているようで矛盾した諦めの私のところにはやってきてくれません。。。
3回目の妊活、
初めて不妊外来というのに行ってみました。やはり同年齢くらいの方がたくさんおり
待ち時間が半端ではありません。
だいたい検査の予約していた時間に行くと「あと2時間は呼ばれませんので外出されますか?」という感じです。
戻ってからも更に待たさせる。そのくらいたくさんの人が子供を望んでるんだなぁと感じさせれます。
周りの同年齢の妊娠が気になって仕方ない
欲しいと望んでかわからないですができてしまったので結婚という方もすごく多いですが本当にうらやましい限りです。
仕事場の22歳の女の子もそのパターンでした。最近結婚しました。早すぎて将来の心配をすごくしてましたが、なるようになる!と私は思っています。
40歳の妊活と不妊治療:タイミング法から人工授精へ

そしてタイミング法で続けていた私にも先生が先日おっしゃいました。「もう年齢が年齢なので、本気で欲しいと思うのならば人工授精の方へプランをうつしてみませんか?」とのことでした。
40歳の妊娠確率の低さに愕然
40歳女性だと自然妊活の確率は5パーセントだそうです。
友人の多くはこの言葉を聞いてからだいたいステップアップしていってます。人工授精、体外受精、卵子提供をしてでも、少しでも確率を上げたい。という気持ちになりました。
私は二人目の子どもがとても欲しい!でも500万まではないにしてもそこまでのお金は使いきれない。というか、ない。。。
妊娠、出産、子育てのことも考えないと・・・
一人目の子どもの学費なども貯めていかないといけないし、人工授精となると仕事にとても影響がでます。
毎日同じ時間に産婦人科に行き注射をうったり、体調や体の状況を見たりして突然
「明日にしましょう。」ということも多いようなので仕事を続けている私にはなかなか難しいことです。
「 すごく子どもが欲しいのですが、今回もタイミング法でお願いします。」と、私はお医者様に伝えました。
不妊治療のために節約して、今また毎回のごとく大好きなビールをガマンしつつ子どもを待っています。ただ今回はちょっといつもと違い私の中ではパニックになっています。
排卵誘発剤を飲んでみると
それというのも、排卵誘発剤を注射し、2日後くらいから、ルトラールというホルモンの薬を飲みはじめました。
「この薬を飲んでいる間は生理は来ません。飲み終わって妊娠できてないなら、生理がやって来ます」と言われていたくすりを飲んで3日後くらいから突然。。。
真っ赤な鮮血がドドドっ。。。。「えっ。何これ。生理にしては真っ赤すぎるし、まだ来ないって言ってたのに。。」
病気への不安
その日は結構たくさん出血していたので、慌てて産婦人科に連絡し、ドクターに診療してもらうことになりました。
私は、何か病気なのではないのかと不安になりました。”もしかして受精できてたのに、受精卵がダメになってしまったかもしれない。”とかいろんなことを考えてしまいました。どうしてもよくない方向にばかり目がいってしまいます。
ホルモンの影響
出血の原因は、結局のところはホルモン剤の影響でした。体の異常ではなかったですが、やっぱり心配は心配でやっぱりダメだったのかな。
だったらそう言ってくれたらいいのになぁ。と思いつつ今も血がたまに出てますが
妊娠を待ちながらお薬を飲んでいる状況です。
40歳の妊活と不妊治療:妊活をしていて思っていること
どちらにしても妊活は本当に気力、体力、お金、時間、健康、若さ本当にいろんなものが必要だと日々感じさせれます。
40を超えたけれど、それでも二人目の子どもが欲しいので、あと2年くらいは不妊治療を続けていく予定です。
40歳の妊活と不妊治療の体験談2
私は結婚が遅かったので、30代ぎりぎりの年齢から妊活はじめることになったのですが、幸運なことに体質的に妊娠はしやすいからだだったようで、結構簡単に妊娠はできました。
ただ、その後が続かず、2回連続して流産することになってしまいました。そのときにお医者さんに言われることばは決まって母親の年齢が高いから卵子の質が悪い。妊娠しやすい体質なので、質の良い卵子で妊娠できるまでトライし続けるしかない。とのことでした。
2回の流産を経験
不妊ではないので体外受精もあまり意味はないとのことですが、やはり短期間に2回連続で流産となると気持ちてきにもきつくかったです。
そんなときにふとした雑談から、夫の親戚の知り合いで流産ばかりしていた人が針治療を受けたら出産できたという話を聞き、その針の先生を紹介してもらって相談することにしました。
卵子の質が妊娠に影響すると聞いて
そこで言われたのは、卵子の質に年齢はあまり関係ない。これまでの生活態度(主に食生活)で、若い人でも卵子の質がすごく悪い人もいれば、高齢でも卵子がぴちぴちの人もいる、といわれました。
私はこれまで酒も飲みまくり、食生活にもほとんど気を使っていなかったので絶望的かと思いましたが、これから気をつけてみましょうとのことで、まずは禁酒と、グルテンフリーダイエットを進められました。
私は特にグルテンアレルギーではないのですが、それでも健康のためにいいとのこと。
体質改善を行なっている
しょうゆなどに含まれる微量のグルテンはこの際無視するとして、パン類や麺類を控えるようにしました。それと卵子の質を高めるためのQ10と葉酸サプリを毎日飲むようにしました。
針治療も2週間に一度、お腹の周りに針を刺してもらいっていました。整理周期を整えるとのことでしたが、実際不規則になりがちだった生理が規則的になった気がします。
血液検査
また、不育の原因など詳しい血液検査をしてくれるクリニックも紹介してもらい、そこで血液検査をしたところ、主人と私の遺伝子が似すぎているため、私の体が受精卵を異物とみなして排除しようとしているということと、血液が凝固しやすいので流産しやすいという結果がでました。
そこで、妊娠した暁には、血液が固まるのを防ぐ薬と、遺伝子が似すぎていることを緩和(?)するための薬を毎日注射することになりました。
それと平行して子宮内膜症の検査も受けてみるといいといわれ、そちらの検査もしました。結果、私の場合大きな子宮筋腫の上に内膜症が張ってたようで、すべて除去してもらいました。
子宮筋腫の手術を経て
子宮筋腫の手術から回復してすぐに、排卵誘発剤とホルモン剤を飲み始めて、卵子の発育をモニターしてもらいながらタイミングをみて人工受精をしてもらいました。
1回目は無事妊娠
もともと妊娠しやすい体質だったので1回目で無事妊娠。しかし、私の場合は継続が問題だったので、それからが大変でした。
まず体が胎児を排除しないように2週間に一回豆乳だかなんだか(ごめんなさい忘れてしまいました)の成分のはいった点滴をしてもらうためにクリニックに通い、上記の注射は毎日、しかも自分で打ち、検診も一般の妊婦さんよりもこまめに行っていました。
妊娠はしたが、流産
1回目は心拍を確認する前に自然に流産してしまったのですが、2回目は心拍確認後の12週の検査で心拍停止が確認されたため、安定期に入るまでは毎回の検査が不安で不安でしょうがなく、毎回主人に付き添ってもらっていました。
安定期に入ってからも、ネットなどで死産や早産などの記事を読んでは不安になり、実際に娘をこの手で抱くまでは安心することのない妊婦生活でした。
卵子の質をあげるために
卵の質を上げる目的で、禁酒、グルテンフリーダイエット、サプリ摂取を行い、妊娠環境を整える目的で、針治療、血液検査、各種予防薬の接収、子宮内膜症の治療、妊娠する目的で、排卵誘発剤摂取と人工受精と、思いつく限りのことはやったように思います。
友人からの厳しい声
知り合いからは、そんなことやって意味あるの?などといわれたこともありましたが、高齢で時間が残されていなかったので、できることはすべてやろうと。特にグルテンフリーダイエットは、私もあまり意味ないかな(アレルギーでもなかったし)と思いながらやっていましたが、肌の質がよくなったり、やせたりしたので、多分いい影響にはなっていたのだと思っています。
子宮内膜症の治療が成功要因
私の場合は、子宮内膜症を治療したのが一番効果的だったのではないかと思っています。高齢で出産経験のない女性は兆候がなくても子宮内膜症にかかっている確率がたかく、内膜症があると体外受精などしても妊娠継続の可能性は非常に低いとのこと。
妊娠が継続せずお悩みの女性は是非一度子宮内膜症の検査をされることをお勧めします。今は手術支援ロボなどを使って手術の後も目立たなくしてもらえます。実際私も術後数週間は傷口がいたみましてが、今はほとんど傷は分からない状態です。
40歳の妊活と不妊治療最後に
また、高齢出産の方は、医者が流産や不妊の原因を女性の年齢のせいにしがちですが、私のように他に原因が隠されていることがあるので、いろいろなクリニックに相談されることをお勧めします。