体外受精の痛みはあるの?

体外受精とは、自然妊娠と異なり人工的に不妊治療を行うため、何か痛みが伴うのではないかと心配している人もいるのではないでしょうか?

体外授精で痛みを伴うのは、排卵誘発剤を使用し卵巣を刺激して、採卵して卵子を取り出す採卵時です。

それがどんな痛みなのか?出血はあるのか?1回目と2回目で痛みは違うのか?についてお伝えしたいと思います。

体外授精の痛みの種類は?

  • 排卵誘発剤による卵巣が腫れる痛み
  • 採卵の痛み

の二つです。

排卵誘発剤の利用により卵巣が腫れる痛みは?

多くの卵子を採卵するために、排卵誘発剤によって卵巣を刺激し、卵胞を育てます。ホルモン注射を使った場合は、注射する際に痛みがあります。

このホルモン注射の採卵スケージュールによって、打つ回数が違ってきます。痛いというより、ストレスになってくるかもしれません。

また無理矢理薬によって卵巣を刺激しているため、人によっては、排卵痛と言ってお腹が痛くなることがあります。

体外受精の採卵の痛み

採卵方法はクリニックによって違うのですが、麻酔を使用する場合は「静脈麻酔」と「局部麻酔」を使用します。

静脈麻酔は、意識がないため痛くはありませんが、局部麻酔使用のときは、全く痛くないというもいれば、チクチクと不快な痛みを伴う人もいるそうです。採卵の痛みについては、個人差があります。

子宮の形も人それぞれ違うため、採卵は痛いものだと決めつけることはできないのです。

採卵の痛みは1回1回違う

しかし、採卵をする前、クリニックの医師からトイレに行っておくようにと言われます。それは、尿管に尿が溜まっていると、子宮を圧迫して、採卵し辛いそうです。

そのために、採卵が痛くなる場合もあります。その時の自分の体調などにもよりますし、どんな排卵誘発剤を使用して卵巣の腫れ具合によっても痛みが、1回1回違ってきます。

1回目が痛くなかったからといって、2回目も痛くないとは限らないのです。

体外受精、排卵誘発剤の種類と副作用

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排卵誘発剤で有名なものでGnRHアゴニストはロング法とショート法。そしてクロミフェン(内服薬)があります。

GnRHアゴニスト

アゴニスト製剤GnRHのロング法とショート法が、卵胞に強く刺激を与え、卵子を採卵できる効果がとても高いです。

アゴニストは点鼻薬で、商品名は「スプレキュア」や「プレセキュア」は長期で使うと排卵を押さえ、短気での使用だと排卵を促す効果があります。

クロミフェン

クロミフェンは内服薬で、通院回数を減らすことができ、あまり体に負担をかけず、卵子を採卵できる効果があります。しかし、子宮内膜が薄くなってしまう傾向があり、採卵後、一度生理を起こしてから、移植するということが多いです。

クロミフェンは、タイミング法や人工授精の治療にも使用されます。体外授精のときは、クロミフェンだけの使用とクロミフェンに加えてホルモン注射で排卵を誘発することがあります。

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体外授精は痛みと出血もする?

体外授精で出血があるとすれば、採卵と移植の時だけです。ほとんどの場合が、多少の出血がある程度で、うっすらとおりものシートに付着しますから、用意しておくようにクリニックから指示があると思います。

生理への影響は?

採卵をしたからと言って、次の周期の生理に影響があるとか、痛みが長期にわたり
続くということはありません。

体外受精における採卵の後の痛みとは?

痛み

一般的に、採卵をした後は、お腹がちくちくと痛みを伴う程度で、日常の生活に全く支障はありません。

局部麻酔であれ、全身麻酔であれ、基本的に採卵後に大きな痛みを伴うことはありませんが、採卵時間が長く多くの卵胞を採卵した場合、お腹が痛くなることがあります。それが卵巣過剰刺激症候群(OHSS)です。

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

卵巣を過剰に刺激したことで、卵巣が大きく腫れてしまい、腹水や胸水が溜まってしまうことです。ほとんどの場合が、経過観察になりますが、重度の場合は入院となります。

体外受精のける排卵誘発剤の副作用とは?

副作用

注射や内服薬を使用することにより、副作用がでてくることもまれにあります。

1人目妊娠の際、副作用が出なかった人でも、2人目不妊治療のときに、副作用が出てしまうこともあります。子育てをしながら、副作用が出てしまい、辛いときは、無理をせず、病院に連絡をしましょう。

体外受精での移植の痛みとは?

新鮮杯移植と凍結杯移植があります。どちらの場合でも移植のやり方は変わりません。採卵に比べて痛みがないのがほとんどです。

子宮の形は人によって個人差があるため、移植のときのほうが痛かったという人も、まれにいるようです。

自然周期での採卵の痛みは?

自然周期での採卵の場合はや卵巣への刺激が少なく、卵胞の腫れがあまりないない場合は、新鮮杯移植が可能です。

それ以外の場合は、受精卵を凍結して、一度生理を起こしてから、次の周期で移植になります。

病院内でのデーターによると、凍結したほうが若干妊娠率は上がるといわれていますが、もちろん新鮮杯移植でも妊娠は可能です。

次の周期で移植する際、受精卵は融解しなければいません。その際、受精卵が壊れてしまう可能性も0ゼロではありません。移植の方法については、病院側とよく相談してから決めましょう。

体外受精の痛みを乗り越えて

体外受精の場合採卵の際、多少の痛みがあるのは事実です。出産は、赤ちゃんに会えるという喜びがありますが、採卵の場合は、痛みと不安がストレスになる場合もあります。

自然に妊娠したかったのに、不妊治療をすることになってしまった絶望感がでてくることもあるでしょう。

痛い思いをしたけど、ちゃんと成熟した卵子が取れるだろうかという様々な不安の中で採卵をするわけなのですから、当然大きなストレスになります。

体外受精の痛みの最後に

体外受精は不妊治療の最後のステップです。子供が欲しいのであれば、このストレスに打ち勝たなければいけません。

体外受精の妊娠であろうと、自然妊娠であろうと、どちらも立派な妊娠です。

出産や子育てをするにあたっては、全く違いはないのです。自身をもって子育てを楽しんでもらいたいと思います。

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