ウクライナで代理出産を受けるには?

ウクライナで代理出産の情報を探している方にむけて情報をまとめました。代理出産は、病気などの理由で子宮に問題があったり、不育症などで流産を繰り返したり出産を望んでも出来ない女性の選択肢のひとつです。最近ではフリーアナウンサーの丸岡いずみさんがロシアで代理出産をして第一子が誕生したことでも話題に上がりました。

現在の日本では法律上、代理出産の禁止はされていませんが認められていません。そのため代理出産を行うには、代理出産が認められている国で行わなければなりません。

イタリア、ドイツはカトリックの考えが強く禁止されており、タイやインドは以前までは代理出産は認められていましたが現在は禁止されています。

州や条件などは異なりますが、代理出産が認められている国はアメリカ・ロシア・ウクライナ・ギリシャ・ジョージアなどが挙げられます。その中でも今回はウクライナに注目をしてご紹介します。

ウクライナで代理出産するメリットは?

ウクライナでは代理出産は合法です。そのため国内だけでなく、世界各国から代理出産を希望する女性が多くいます。ここでなぜウクライナが選ばれているのか、ウクライナで田尾入り出産をするメリットを挙げていきます。

代理出産の法整備が整っている

ウクライナが他の国と比較してメリットといえるひとつは代理出産に対しての法整備がととのっていることです。ウクライナでは代理出産を健全に進めるために、代理出産サービスを提供する医療機関に対してガイドラインを順守することを義務付けています。

正式な代理出産契約を結ぶことで、代理母の妊娠が確認できた時点から依頼者夫妻の子どもとすることが定められています。同じく代理出産が認められているロシアでは子どもが誕生する前に親子関係を確定することはできません。そのためウクライナでは代理母の子宮にいる胎児の状態から母子関係を作ることができます。

また、ウクライナで発行される出生証明証には代理母の名前や卵子提供者の名前は記載されず、依頼者である夫妻の名前が記載されます。アメリカでは、依頼した夫妻の名前を出生証明証に乗せるには裁判所の認可が必要な州もあります。ウクライナではそういった裁判所などの法的機関を通す必要がありません。

ウクライナの法律では代理母の子どもへの親権は認められていないため、産まれた子どもを代理母が手放さないといった他の国でよくあるトラブルも、依頼者の権利が守られるよう法整備がしっかりとされているためリスク回避できます。

費用が低料金

代理出産で有名な国はアメリカです。代理出産に対しての法律も整っており、技術はもちろんプログラムやサポートもしっかりと管理徹底されています。代理出産の普及度も高く、日本でも多くのエージェントが提携しています。ただし、約2500万円ほどの大変高額な費用がかかるとされています。

方でウクライナではおよそ600万~1000万の費用で代理出産をすることができます。なぜ低料金なのかというと、ウクライナはヨーロッパの国ですが国民の平均月収が3万円程度ともいわれており、非常に物価が安いからです。

代理出産をするためにかかる費用は医療費だけではありません。交通費や宿泊費、滞在が長期になるため現地での生活費なども必要です。もともとウクライナでは治療費が安いということも有名ですが、物価が安いと医療費以外のトータルの費用が低価格で済むわけです。

しかしアメリカと比べて低料金だからといって技術やサポートが不十分ということもありません。もちろん代理出産をする施設やエージェントによって異なりますが、アメリカと同じように最先端の技術と万全のサポートを提供しています。

ウクライナで代理出産する問題点は?

現在日本では代理出産は認められていないため、代理出産に対しての法整備が整っていません。ウクライナに関わらず、海外で代理出産を行い産まれた子どもは今の日本の民法では母子関係の成立が認められません。

自己卵子を利用した代理出産で血は繋がっていても、戸籍上の母は代理母になり卵子提供者は法律上
は母として認められません。ウクライナで代理出産した場合、出生証明証に代理母の名前は記載されませんが代理出産をした事実は記載されます。そのため代理出産を利用した夫婦は特別養子縁組により母子関係を創設しています。

ウクライナで代理出産を行うには?

エージェントや依頼者の環境により異なる場合もありますが、ここでは大まかな代理出産の流れと、ウクライナで代理出産ができるエージェントを紹介します。

ウクライナでの代理出産の流れ

 

①エージェントを決める

代理出産を行うにはまずエージェント(仲介業者)を決めなければなりません。エージェントにより提携する国がありますので、ウクライナでの代理出産を希望する場合やホームページや電話でチェックして相談すると良いでしょう。

②エージェントと面談

エージェントが決まれば、今後の治療方針やプログラム、費用などの具体的な話が進みます。また依頼者の健康状態や条件のチェックを行い、各エージェントが設けている代理出産を受け入れる基準に達しているかの確認が行われる場合もあります。

③エージェントと契約

エージェントの基準に達し、依頼者の希望に沿ったプログラムで納得すれば契約となります。
契約後は代理母を選択します。条件とマッチングした女性が代理母として手配されます。

④渡航

渡航して、現地の担当医師からの説明や面談を行います。クリニック、代理母との契約を行い、自己卵子を利用する場合は現地で採卵し、ご主人の精子を採精して夫妻の受精卵をつくります。卵子提供者の卵子を利用する場合も、ここでご主人の精子を採取して受精卵を作ります。

⑤代理母へ移植
受精卵が出来れば代理母の子宮に胚移植をします。妊娠が確認された後は、ウクライナから妊娠経過や胎児の状況のレポートが届きます。その間に産まれてくる赤ちゃんのために法律的な手続きや産まれたあとの必要な手続きの準備をします。

⑥代理母の出産

代理母の出産が近づけば再度渡航して分娩に立ち会うこともできます。赤ちゃんの体調にもよりますが10~30日ほどで赤ちゃんと日本に帰国します。

ウクライナで代理出産を行っているエージェントは?

現在日本では多数のエージェントが海外での代理プログラムを提供しています。エージェントによって提携している国や地域は異なります。以下、ウクライナの医療機関と提携し、代理出産の提供を行っているエージェントです。

BABY 4 YOU(ベイビーフォー・ユー)

ウクライナで代理出産、卵子提供、精子提供をしているエージェントです。ウクライナの首都キエフにある最先端の医療施設があるクリニックと提携しており、現地でも日本人スタッフや日本語が話せるウクライナのスタッフが万全のサポートをしています。

ウクライナでは着床前診断が行えるため、妊娠に適した受精卵を選択することができます。そのため、染色体異常の判別ができ流産などのリスクを防ぐだけでなく、日本では規制されている男女の産み分けをすることもできます。

BTS(ベイビースルーサロガシー)

実際に代表者がウクライナで代理出産を経験し、その経験を生かして代理出産を行う夫妻に寄り添うきめ細かなプログラムの提供をモットーにしています。スタンダードとVIPのパッケージがあり、VIPの場合は性別の選択もできます。

代表者が実際に代理出産を経験したクリニックと提携しており、2009年の創業以来、3000人を超える赤ちゃんが代理出産で誕生している実績があります。

他のエージェントとの違いは、「成功保証」を約束しており、一度引き受けたケースは子どもを授かるまで追加料金が一切かからず試行するため世界各国から依頼者が訪れています。

まとめ

以上のとおり、ウクライナでは代理出産の法整備が整っており、依頼者の権利が守られていることが特徴です。代理母出産の代表的な国のアメリカよりも低価格でありながら、最先端の医療技術も受けることができ近年とても注目されています。

代理出産は生命倫理の問題や渡航や滞在などで身体的、精神的にリスクを伴いますし、アメリカより低価格とはいえ費用も高額です。国やエージェントによってご自身のライフプランや考えと合う合わないかがあるかとは思いますが、少しでも判断材料になれば幸いです。後悔のない納得できる代理出産のプランを立ててください。

 

東京大学教育学部卒業後、国立医学部に再入学。都内クリニックにて産婦人科医として勤務。年間 200 名以上の不妊治療の相談にのっています。趣味はホットヨガと、トレイルランです。基礎体力をつけるために日々健康的な暮らしを心がけています。気軽にご質問ください。