妊娠線クリームのオススメ、10選

妊娠してお腹がどんどん大きくなっていくことは、とても喜ばしいことです。お腹の赤ちゃんの成長を実感できることでしょう。しかし、お腹がどんどん大きくなっていくことで、気を付けなければいけないことがあります。

それは「妊娠線」です。この妊娠線は出産後もなかなか消えることがありません。そのため、妊娠中からしっかりと対策をしておくことが大切です。そこで、今回は妊娠線の予防クリームやケアの仕方についてご紹介をします。

妊娠線ができる原因

つわりが終わる妊娠5ヶ月目ごろから、妊婦のお腹はどんどん大きくなりはじめます。妊娠線ができる原因は、妊婦のお腹が大きくなるのにつれて、皮膚の下にある真皮や皮下組織であるコラーゲンや弾性繊維が断裂してしまうからです。最初は赤紫色をしていますが、出産すると、少しずつ白くなっていきます。

また妊娠線ができるもう一つの原因はホルモンの変化です。妊娠中はグルココルチコイドという肌の弾力を失わせる働きのあるホルモンが分泌されます。皮膚は通常、ターンオーバーという新陳代謝を通して、肌を生まれ変わります。

このグルココルチコイドホルモンの活性化によって、ターンオーバーが抑制されてしまい、コラーゲンの生成も抑えられてしまいます。ターンオーバーが抑制されてしまうことで、肌の弾力は次第に失われていき、弱くなってしまいます。妊娠中はお腹だけではなく、妊婦の皮膚全体が弱くなり、肌トラブルを起こしやすい状態になっています。

妊娠線が出来る場所

妊娠線はお腹だけにできるとは限りません。妊娠するとお尻や胸なども大きくなります。またつわりがなくなった後は、食欲旺盛になり、急激に太る人もいます。太ると二の腕や太ももにも、妊娠線ができることもあります。太るということは、皮膚の表面も一緒に伸びるということです。その皮膚の伸びる速さに追いつかなくなると、皮膚の内側で断裂が起こってしまうのです。

妊娠線予防はいつから始めるか?

妊娠線はお腹が大きくなり始めてから対策すればいいと思っている人が多いようですが、実はそうではありません。妊娠線は一度できてしまうと、消えることがないと言われています。そして一度できると次々にでき始め、お腹がスイカのような模様になってしまいます。

よって、妊娠線予防は妊娠初期から行うと良いでしょう。しかし、妊娠中のママのお肌は、何かとトラブルが起きやすいものです。出産してからは消えない妊娠線を作らないためにも、妊活中から乾燥対策のために、クリームを塗る習慣をつけておくとよいでしょう。

妊娠線予防クリームでケアしないとどうなるか

 

朝晩に、妊娠予防クリームでマッサージを行うのは、面倒くさいと思っている人が多いと思いますが、では予防をしないと、ママのお腹はどうなるのでしょうか。

妊娠線ができる確率は、妊婦さんのおよそ60%と言われており、また出産経験のある人では80%以上とも言われています。妊婦さん全員が出来るわけではありませんが、かなり高い確率です。
全くケアをしなかったり、いい加減なマッサージを行っていると、肌が乾燥して、次々に醜い妊娠線が現れてきます。妊娠線に気が付いてから、予防クリームでマッサージをしても、後の祭りなのです。

女性にとって、消えない妊娠線は本当に不快なものです。子どもが大きくなって、プールや海に行く際に、妊娠線をかくすために、思いっきり水着を着れなくなったり、銭湯に行くにもストレスになってしまいます。

妊娠線クリームの選び方は?

数多くある妊娠線予防クリームの中から、自分に合った妊娠線予防クリームの選び方はあるのでしょうか。口コミやママ友からのおすすめなど、選ぶ基準はたくさんあります。どのような選び方をすればよいのか、ご紹介しましょう。

信頼できる成分で無添加・低刺激

妊娠中はホルモンバランスが崩れるため、皮膚トラブルが起きやすいものです。敏感肌になる場合もあります。できるだけ無添加や自然由来の成分で、低刺激のものを選びましょう。

高い保湿力

妊娠線の予防には、一番大切な「保湿力」です。セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、シアバターなどの成分が含まれた、高い保湿成分のものが良いです。

香料

妊娠中は香りにも敏感になります。妊娠する以前から使っていたクリームや、好きな香りでも、妊娠中は受けつけないこともよくあります。使用するたびに、クリームの香料で体調が悪くなってしまってはいけません。

また通常つわりは、妊娠5ヶ月頃が少しずつなくなっていきますが、つわりには個人差があるため、必ずしも妊娠5ヶ月でなくなるというわけではありません。お腹が大きくなってきてもつわりがある人もいます。そのため、妊娠予防線のクリームは、無香料タイプのものがおすすめです。しかし、どうしても香り付きのものがいいという人は、テスターなどで試してみてから、使用すると良いでしょう。

無着色

妊娠中は、肌が敏感になっているため、無着色のクリームを選びましょう。奇麗な色は、使用していて、女性の気分をあげてくれるかもしれませんが、妊娠中は何が肌や体に影響するか分からないので、無着色のクリームを使用することをおすすめします。

無添加

妊娠中に使用するものなので、食事だけでなく、身体につけるものも気を付けたいものです。どこまで無添加にできているのか、口コミなどで確認しましょう。

伸びやすいテクスチャー

妊娠線予防クリームは、毎日使用するものです。そしてできれば、朝晩使いたいものです。使用する箇所は、お腹はもちろんのこと、胸、二の腕、太もも、ふくらはぎなどのほぼ全身のため、使い心地の良い、伸びやすいテクスチャータイプがおすすめです。硬いものだと、クリームを体に塗る際、皮膚に刺激を与えすぎてしまい、肌トラブルの原因になる恐れもあります。

値段と容量

妊娠予防線クリームは、お腹が大きくなる前から使用することを考えると、最低でも半年以上は使用することになります。そして、毎日朝晩使用するとなると、かなりの容量が必要になります。高価すぎるクリームを購入し、ケチって少しずつ使用していては、ほとんど効果はありません。続けやすい値段で、たっぷり使用することが大切です。

妊娠線クリームとオイルの違い

妊娠線を予防するために使用するアイテムは、クリームとオイルがあります。どちらがよいのでしょうか。

クリームとオイルの大きな違いは、油分と水分です。一般的にはクリームは水分と油分のバランスが良いとされており、オイルは油分が多いです。どちらにもメリットデメリットがあります。

妊娠線クリームのメリットとデメリット

メリット
水分と油分のバランスがよいため、肌になじみやすいため、使い心地が良い

デメリット
保湿力がオイルより劣る

オイルのメリットとデメリット

メリット
油分が多いため、高い保湿力ある

デメリット
においや肌ざわりが独特のものがあるため、使い心地が悪いと思う人も

オイルには2種類ある

妊娠線予防に使われるオイルには、大きくわけて2種類あります。植物油と鉱物油です。
植物油は植物の実や種が原料となっており、代表的な植物油は、ホホバオイル、ひまわり種子油、シア脂です。植物から抽出されているため、ビタミンやミネラルを多く含み保湿力が高く、浸透性が高いため、肌が敏感な赤ちゃんが使用するベビーオイルとして使用されることが多いです。

鉱物油は石油を原料とした油です。石油を原料にしていますが、精製しているため肌に悪いというわけではありませんが、植物油に比べて粒子が大きいため、肌に浸透していきません。鉱物油の効果としては、浸透力というより肌の表面を保護する効果があります。毛穴や皮脂腺を塞いでしまうため、敏感肌の人や赤ちゃんには向きません。

保湿対策の落とし穴

妊娠線を予防するためには、「保湿」が何よりも大切なのですが、ただクリームやオイルを塗っているからと言って、保湿されているとは限りません。乾燥対策のためには「肌に潤いを与えて保湿することが大切」なのです。肌に、水分がない状態ではいくら保湿をしても潤いを保つことはできません。肌にしっかりと潤いを与え、その潤いを逃がさないことが、乾燥から起こる妊娠線予防には大切なのです。

オイルと妊娠線クリームの併用がおすすめ

肌に潤いを与え、保湿効果を高めるためには、オイルとクリームの併用使いをおすすめします。重ねて塗ることでで、より高い保湿効果を得られるでしょう。

まず水分の多いクリームを塗った後で、オイルを塗って保湿をします。基礎化粧品を使用する際、水分の多い化粧水をつけてから、オイルでフタをして保湿すると良いと、聞いたことはありませんか?それと同じです。

または、お風呂上りにはオイルとクリームを使用し、朝はクリームのみ使用するというのも良いでしょう。

市販のクリームと妊娠線予防クリームの違いは?

 

妊活中から使用している乾燥肌対策のための市販クリームを妊娠予防クリームとして使用するのと、妊娠線予防クリームに特化した専用のものを使用するのとでは、何が違いがあるのでしょうか。乾燥肌対策という意味では、ドラッグストアなどで市販されているクリームを使用するのは、悪くありません。

そして、急激に大きくなるお腹ではない太ももや二の腕などは、妊活中から使用しているクリームでも問題ないでしょう。
しかし、お腹は日に日に大きくなるため、やはり妊娠線予防に有効な成分が配合されたクリームが良いでしょう。

シラノール誘導体

多くの妊娠線予防クリームに、シラノール誘導体という成分が配合されています。ほとんどの海外製品の妊娠線予防クリームには、このシラノール誘導体に含まれているほど、ポピュラーな成分です。このシラノール誘導体に含まれているケイ素は、肌の内側にあるコラーゲン組織を再構築してくれる働きがあります。皮膚のコラーゲンの潤いを保ち、ハリを与えてくれるため、肌トラブルから守ってくれます。

美容成分が入っている

乾燥からお肌を守り、妊娠中に乾燥しがちな肌に長時間潤いを与えてくれる美容成分が必要です。「スーパーヒアルロン酸」「馬プラセンタ」「マリンコラーゲン」などの高い美容成分は妊娠中だからこそ、使用したいものです。

葉酸

葉酸ときくと、妊活中から摂取しておきたいサプリメントを思い出しますが、実は妊娠予防クリームにも、葉酸が含まれているのです。葉酸は皮膚粘膜を丈夫にしてくれるだけでなく、細胞分裂を促進させる効果があるため、常に新しいたんぱく質を作り出すよう皮下組織に働きかけます。

妊娠線予防クリームに、べたつきはあるの?

高い保湿効果のある妊娠線予防クリームですが、多くの女性から「べたつきが気になる」という声があります。この妊娠線予防クリームのべたつきは、乾燥対策へ効果的にアプローチするため、ヒアルロン酸などの高い保湿成分が多く含まれているからなのです。

購入する前に、サンプルを取り寄せてみたりして、実際に商品を自分の肌で試してみましょう。
妊娠線予防クリームは数多くありますから、きっと自分好みのクリームが見つかることでしょう。

口コミやランキングで紹介されている妊娠線予防クリームのブランド名は?

どの妊娠線予防クリームを購入したらよいか分からなくなってしまったら、口コミやランキングで紹介されている、ブランド名の妊娠線予防クリームを試してみましょう。ランキングの上位に入っているクリームが、必ずしもあなたに合うという保証はありませんが、参考にはなると思います。

おすすめの妊娠線クリーム10選

おすすめの妊娠線予防クリーム10選をブランド名ごとにご紹介します。
・ママ&キッズナチュラルマーククリーム
・ベルタマザークリーム
・ノコアアフターボディトリートメントクリーム
・エーエフシーマタニティクリームmitete
・MONA MAMMY
・For farm ボディミルク
・ALOBABY for mom ボディマーククリーム
・ニンナナンナ薬用マッサージクリーム
・キャリネスボディクリーム
・AFCストレッチクリーム

まとめ

いかがでしたか。妊娠線を作らないためには、毎日の保湿ケアが大切です。いくら保湿効果の高い妊娠線クリームを使用しても、毎日しっかりとしたケアをしなければ意味がありません。途中で面倒くさくなっても、後々後悔しないように、毎日のケアを怠らないようにしましょう。

東京大学教育学部卒業後、国立医学部に再入学。都内クリニックにて産婦人科医として勤務。年間 200 名以上の不妊治療の相談にのっています。趣味はホットヨガと、トレイルランです。基礎体力をつけるために日々健康的な暮らしを心がけています。気軽にご質問ください。